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11日から広く春先の気温になる見込みです。14日から15日は、広く雨が降り、北海道を中心に雪になるでしょう。来週から再来週初めは、冬らしい寒さになりそうです。

あす10日 北海道~山陰に雪雲が流れ込む 北海道の石狩地方では大雪

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あす10日は、冬型の気圧配置でしょう。上空1500メートル付近で、マイナス6℃以下の寒気が中国地方まで流れ込む見込みです。平地で降水があると、雪になる目安の寒気です。

広く季節風が吹き、日本海で発生する雪雲が、北海道から山陰に流れ込むでしょう。雪雲が発達するのは主に山沿いですが、北海道の日本海側では、平地でも雪が強まることがある見込みです。特に、石狩地方では、大雪による交通への影響に十分注意してください。

太平洋側や九州では日が差す所が多いですが、風が冷たく感じられるでしょう。

11日~15日 春先の気温 雪崩に注意 大学入学共通テストの日は雨や雪

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11日から12日は、本州付近は高気圧に覆われて、晴れる所が多い見込みです。寒気は北へ退くどころか、日本付近は暖かい空気に覆われるでしょう。最高気温は、九州で15℃以上になるなど、3月並みの所が多い見込みです。

13日は、さらに気温が上がる所が多いでしょう。天気は、日本海を進む低気圧の影響で、下り坂に向かいます。九州など西日本を中心に次第に雨が降り出すでしょう。

大学入学共通テストが実施される14日から15日は、雨の範囲は、東北付近まで広がり、北海道では雪が降る見込みです。甲信や東北でも、湿った雪になることがありますが、広く気温は高めでしょう。

積雪の多い地域では、雪どけが進むため、雪崩や屋根からの落雪などに注意が必要です。

16日 再び寒気流入 雪雲がかかる地域は?

低気圧が通過したあと、16日には、寒気が流れ込む見込みです。北海道や東北の日本海側、北陸を中心に雪が降るでしょう。

どのくらいの寒気が流れ込むか、まだ予想に大きな幅があります。
上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が九州北部付近まで流れ込む可能性もあり、この場合は、日本海で発達した雪雲が山陰などに、16日以降数日かかることも考えられます。今後、最新の気象情報をご確認ください。

17日~22日 北海道や東北の日本海側を中心に雪が降りやすい

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17日から22日、この期間は、大陸の高気圧が勢力を強め、千島近海で低気圧が発達しやすいでしょう。北日本を中心に冬型の気圧配置になり、北海道や東北の日本海側を中心に雪が降りやすい見込みです。広く冬らしい寒さになるでしょう。

この期間に、日本付近を低気圧が発達しながら通過し、広く荒れた天気になったり、気温の変化が大きくなったりすることもあるかもしれません。気象情報はこまめにチェックするとよさそうです。