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きょう8日(日)も、東京都心は晴れて空気が乾燥。東京都心は、きのう7日(土)までに16日間連続で降水なし。空気カラカラ状態が続くため、火の元には十分に注意。火災予防や加湿ポイントは?

東京都心 16日間連続で降水なし

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3連休2日目のきょう8日(日)も、関東など太平洋側は晴れて、空気の乾燥した状態が続いています。太平洋側では、きのう7日(土)までの10日間の降水量は、平年の10%以下の所が多くなっています。

東京都心は、昨年(2022年)12月23日から雨が降っていなく、きのう1月7日(土)までに16日間連続で降水なしとなっています。東京地方の乾燥注意報は、1月6日(金)まで15日連続で続いていましたが、6日の夜に一旦解除。ただ、7日(土)から再び、乾燥注意報発表中です。

きょう9日(日)も、東京都心ではすでに30%台まで湿度が下がり、宮崎県五ヶ瀬町鞍岡では14%まで下がっています(7日12時半まで)。

空気の乾燥した状態は、週の中頃にかけて続く見込みです。火の元や風邪には十分に注意しましょう。

火事を防ぐポイント

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空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。

① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。

② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。

③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。

④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。

もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。

加湿する際のポイント

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空気が乾燥する時は、上手に加湿をして、乗り切りたいものです。そこで、室内を加湿する際のポイントを、覚えておいてください。

① 加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルなどを室内に干したりして、適度な湿度を保ちましょう。室内の最適な湿度の目安は50~60%です。湿度計を使うと簡単に湿度を計ることができますので、こまめにチェックするのが、おすすめです。加湿器を使った場合は、点検や清掃を定期的に行ってください。

② 室内の湿度が高くなると、窓ガラスが外気で冷やされ、結露しやすくなります。カビが発生する原因にもなりますので、結露したら、ふき取ってください。

③ 鍋料理は、体の中から温まるだけでなく、様々な栄養を一度に摂取でき、水分もたっぷり取れます。また、鍋料理からの湯気によって、室内の湿度を上げる効果もあります。

なお、適度な湿度を保つには、加湿と換気を併用するよう、心がけてください。