メイン画像
メイン画像

東北地方は天気や気温の変化が大きくなります。3連休は日本海側で雪が降りやすく、最終日は雨が降る所も多くなりそうです。連休明けの10日は冬型に変わり日本海側を中心にふぶくでしょう。来週後半は春のような暖かさで、14日頃は広く雨の予想です。気温が上がったり雨が降ったりする日は雪崩や落雪、場合によっては土砂災害などに注意が必要です。

3連休は日本海側中心に雪や雨 8日は下北~岩手沿岸も雪 連休明けは日本海側中心にふぶく

今週末から3連休という方も多いと思います。連休中の東北地方は、短い周期で天気が変わるでしょう。

7日(土)
当初の予報と変わり、太平洋側の雨や雪の範囲は狭くなりました。
雪が降るのは日本海側が中心で、強まるのは局地的でしょう。青森県では未明、山形県では夕方から夜、福島県会津では夜から翌未明にかけて。強まるのは3~6時間程度でしょう。
スキー場に行くなら、連休最終日の日中は湿った雪の所が多い予想のため、7日~8日がおすすめです。

8日(日)
日本海側は寒気の影響で断続的に雪や雨が降りますが、大雪ではないでしょう。
一方、気をつけたいのは、青森県下北~岩手県沿岸北部。湿った風の影響で雪が降り、うっすら積もることもありそうです。
各地で成人を祝う式典もありますが、路面の状況に気をつけましょう。8日(日)にかけては寒中らしい寒さが続くため、防寒対策も必須です。

9日(月)
低気圧が北海道付近を通過し、天気が広く崩れそうです。日中は暖気が入り、雪の表示の所も平地では降り出しは雨の所が多いでしょう。
屋根からの落雪などに注意が必要です。夜からは冬型に変わって日本海側は雪になり、風も強まりそうです。

10日(火)
日本海側は雪や吹雪で、連休明けの通勤・通学は、吹雪による見通しの悪さに注意が必要です。
太平洋側でも雪雲が峠筋を越えて雪の降る所がでてきそうです。各地でマフラーや手袋などで冷たい風を防ぎましょう。

来週後半は昇温 14日頃は広く雨 雪崩や土砂災害など注意

画像B
画像B

11日(水)頃は移動性高気圧に覆われ、日本海側も日差しに期待。12日(木)~14日(土)頃は最高気温が10℃前後まで上がり、春のような暖かさになりそうです。
14日(土)頃は広く雨の予想で、積雪の多い所は雪崩や屋根からの落雪に一層の注意が必要です。11日(水)頃に屋根の雪下ろしを進められると良さそうです。
また、雪どけ水がきっかけで土砂災害が起こる心配も。先日、山形県内で裏山が崩れる被害があったばかりです。山の近くにお住いの方は、改めてハザードマップを確認しましょう。斜面や雪面にヒビが入ったり、小石や雪玉が転がるなどの前兆があった場合は、早めの避難を心がけましょう。

16日頃から厳しい寒さ戻る

雨のあとは寒気が強まり、16日(月)頃からは厳しい寒さと日本海の雪が戻る傾向です。
予報に幅はありますが、気温差が大きくなりそうです。新年早々体調を崩さぬようお気をつけください。