メイン画像
メイン画像

今夜にかけて九州など西日本では、PM2.5分布予測で高めの濃度が予想されています。冬から春にかけてはPM2.5が多くなる季節なので、予測や自治体の出す情報などをしっかり確認しましょう。

PM2.5  九州で濃度が高めの予想

上の図は、tenki.jpのきょう6日21時のPM2.5分布予測です。今夜にかけて、九州など西日本では高めの濃度が予想されています。

長崎県の測定によると、きょう6日は県内では正午時現在、PM2.5の濃度が1時間に50μg/m3を超えている所があります。また、福岡県でも正午現在、50μg/m3を超えている所があります。環境省が定めた、注意喚起のための暫定的な値(1日を通した平均で70μg/m3超)の所はありませんが、体調変化などに注意が必要です。

冬から春はPM2.5が多くなる季節

画像B
画像B

環境省などの調査によると、国内では冬から春にかけてPM2.5の濃度が高くなりやすいことが分かっています。また、移動性高気圧に覆われるときに高くなる傾向がみられます。

あす7日~あさって8日は、西から次第に高気圧に覆われる見込みです。PM2.5分布予測をみても、西日本を中心に濃度が高めに予測されている所があります。

※tenki.jpでは、日々のPM2.5の予測結果を公開し、分布予測を発表しています。PM2.5の濃度予測は風の流れなどにより、変わる可能性がありますので、天気予報と同様、最新の予測をご確認ください。

PM2.5の吸入を減らすには

PM2.5の濃度が暫定的な指針となる値を超えた場合、その吸入を減らすため、以下の対策が有効だといわれています。

・屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らすこと
・外出時はマスクを適切に着用すること
・換気や窓の開閉を必要最小限にすること

また、PM2.5は粒子が小さく、呼吸器系や循環器系の疾患をもつ方、子ども、高齢者は影響を受けやすい可能性があります。普段から健康管理を心がけるとともに、体調の変化に注意するなど、慎重に行動することが大切です。