メイン画像
メイン画像

あす7日(土)からの3連休は、晴れる所でも厳しい寒さが続きそう。来週半ばからは一転して、春のような暖かさに。雪の多い地域では、屋根からの落雪やなだれにご注意を。

前半:7日(土)~13日(金) 3連休明けは気温上昇

画像A
画像A

あす7日(土)は、低気圧の影響で太平洋側の地域も雨や雪の降る所がありますが、一時的でしょう。8日(日)から9日(月:成人の日)は、九州から関東では広く晴れて、青空のもと成人式が迎えられそうです。一方、9日(月:成人の日)は北海道付近を低気圧が発達しながら通過するため、北陸と東北、北海道は雪や雨。10日(火)は北陸の平野部も雪で、風が強まるでしょう。

11日(水)から13日(金)にかけては、穏やかに晴れる所が多い見込みです。ただ天気の移り変わりは早く、13日(金)は九州から東海で雨が降るでしょう。

この先1週間は、気温の変動が大きいこともポイントです。来週の半ばからは、1月としては暖かい空気が流れ込み、3月並みの暖かさになる所が多いでしょう。13日(金)の札幌の最高気温は6℃と、平年より5℃以上高い予想です。雪が多く積もっている地域では雪解けが進むため、屋根からの落雪やなだれにご注意ください。

後半:14日(土)~19日(木) 雨のあと厳しい寒さ

画像B
画像B

来週末以降は、短い周期で天気が変わるでしょう。14日(土)は広い範囲で雨が降り、北陸から北海道の日本海側も雪ではなく雨になりそうです。18日(水)から19日(木)にかけても、西から東へと雨の範囲が広がるでしょう。

ただ、雨を境にグッと寒くなり、寒暖差が大きくなります。真冬並みの寒さの日もあれば、春先の暖かさの日もあり、気温差が体にこたえるでしょう。

急な雪解け 注意点は?

画像C
画像C

気温上昇とともに、積雪の多い所では雪解けによる災害に注意が必要です。

きょう6日(金)午前11時現在の積雪の深さは、青森県八甲田山系の酸ヶ湯では242センチ、新潟県魚沼市西名で235センチと、平年を超える積雪となっています。

年明けにかけて積雪が増えた所に、雨や気温の上昇で雪がとけるでしょう。その上に新たな雪が積もることによって、なだれが発生しやすくなります。また屋根から落ちる雪や、道路の冠水などにもご注意ください。