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4日(水)頃にかけて冬型の気圧配置が続き、強い寒気が居座るでしょう。北海道の日本海側から北陸を中心に大雪や吹雪、吹き溜まりによる交通障害に注意・警戒を。太平洋側は晴れますが、厳しい寒さでしょう。

冬型の気圧配置が強まる 降り方の強まっている所も

きょう2日は冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込んでいます。

北海道の日本海側から北陸を中心に雪が降り、降り方が強まっている所があります。12時間降雪量の最大値は新潟県津南町では39センチ、湯沢町や妙高市の関山では35センチでした。

4日(水)まで大雪や吹雪・吹き溜まりによる交通障害に注意・警戒

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4日(水)にかけて日本付近は引き続き冬型の気圧配置になるでしょう。上空5000メートル付近には北日本ではマイナス36℃以下(大雪の目安となる寒気)、東日本ではマイナス30℃以下の寒気の流れ込みが続きそうです。

北海道の日本海側から北陸を中心に雪が降り、断続的に降り方が強まるでしょう。風も強く吹き、吹雪く所もありそうです。また、シアーライン(風と風がぶつかる所)が発生し、北陸から山陰にかけて南下する予想です。大気の状態が不安定になり、雪の降り方が強まる所もあるでしょう。Uターンで移動の多い時期ですが、大雪や吹雪、吹き溜まりによる交通障害に注意・警戒が必要です。

晴れる太平洋側も北風が冷たいでしょう。最高気温は平年並みか低く、寒さが続きそうです。しっかりと寒さ対策をしてお過ごしください。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。