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あす元旦は太平洋側で広く晴天で、初日の出を見られる所が多くなりそう。日本海側も、雲の隙間からチャンスあり。朝は底冷えとなるため、しっかり防寒を。

初日の出が見られる所は?

あすから2023年。1年のはじめに朝日を拝めるのか、気になる所です。きょう31日5時発表の最新の予想では、太平洋側は広く初日の出が見られるでしょう。

あすの元旦は、北海道の南西部や北部は雲が広がりやすく、所々で雪が降りそうです。東北は日本海側を中心に雪が降るでしょう。北海道の東部、東北の太平洋側の沿岸は、初日の出が見られる所が多い見込みです。

北陸は、新潟県や石川県を中心に雨や雪が降るでしょう。ただ、北陸3県は雲の間から初日の出を見られる所もありそうです。

関東から九州は広い範囲で晴れるでしょう。近畿北部や山陰などは雲が多いですが、ほとんどの所で初日の出が見られそうです。沖縄も本島地方は晴れて、初日の出が期待できるでしょう。

初日の出の時刻

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各地の「初日の出」の時間は、札幌が7時06分、秋田が7時00分、仙台が6時53分、東京が6時51分、名古屋が7時01分、大阪と金沢が7時5分、高知が7時10分、広島が7時16分、松江が7時17分、福岡が7時23分、鹿児島と那覇が7時17分です。

国立天文台によりますと、日本の領土で最も早く「初日の出」となるのは、南鳥島の午前5時27分。無人島を除いて最も早い「初日の出」は、小笠原諸島の母島で午前6時20分となります。

島を除いて、北海道・本州・四国・九州でいちばん早く初日の出を見られるのは富士山の山頂(標高3776メートル)で、午前6時42分です。標高が高い場所では日の出が早くなりますので、もっと東にある標高の低い場所よりも、初日の出を先に見ることができます。

北海道・本州、四国、九州の平地で最も早く「初日の出」となるのは、千葉県犬吠埼で午前6時46分です。日本の領土で「初日の出」が一番遅いのは、日本最西端にある沖縄県の与那国島で7時31分です。

朝は底冷え

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日の出の時刻は、気温の低い時間と重なります。あす元日の最低気温は、北海道の太平洋側は広くマイナス10℃以下、本州や四国、九州は内陸を中心に氷点下の厳しい冷え込みとなるでしょう。東京都心では、日の出の頃の気温は2℃くらいの予想です。

底冷えとなりますので、足元からしっかり温めて、初日の出を楽しんでください。