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30日(金)も北海道と東北、北陸で雪や雨が降り、道路への影響のリスクが大きいでしょう。31日(大晦日)はいったん、影響が小さくなるものの、1月1日(元日)の午後からは再びリスクが大きくなりそうです。車の立ち往生などに注意が必要です。万全の準備を。

30日はリスク大

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きょう30日(金)は、北海道や東北、北陸を中心に雪が降るでしょう。広い範囲での大雪のピークはいったん収まりますが、局地的に降り方が強まり、大雪となる所もありそうです。山沿いを中心に急に積雪が増えて、立ち往生のリスクが高まる可能性もあります。日本海側だけでなく、北海道や東北の太平洋側にも雪雲が流れ込み、積雪となる所があるでしょう。

「道路影響予測」によりますと、きょう30日(金)は、北海道や東北、北陸でリスクが高くなりそうです。

あす31日(大晦日)は、冬型の気圧配置が弱まるため、いったん雪や雨は小康状態になるでしょう。北海道や東北、北陸の道路への影響のリスクは小さくなりそうです。ただ、31日(大晦日)夜からは再び、北海道や北陸で、道路の影響のリスクが高くなりそうです。

年明け2日にかけて、再びリスク大

1月1日(元日)は、再び冬型の気圧配置が強まるため、北海道や東北の日本海側、北陸を中心に雪が降り、大雪となるおそれがあります。1日(元日)の午後から2日(月)にかけて、北海道や東北を中心に道路への影響のリスクが徐々に大きくなりそうです。

帰省やUターンの時期と重なり、交通量も増えるため、車の立ち往生など影響が出る可能性が大きくなります。年末の帰省や旅行などで、積雪の多い地域へお出かけされる際は、必ず冬用タイヤの装備し、いつも以上に慎重な運転を心がけ、時間に余裕をもって行動するようにしてください。万が一に備えて、大雪に対する万全の対策が必要です。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。