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29日(木)、大阪管区気象台は最新の1か月予報を発表しました。関西では、向こう1か月の気温は平年並みで経過するでしょう。一見平坦に見えますが、平年並みがずっと続くわけではなく、強い寒気が流れ込んで寒さが厳しくなる時もある見込みです。

1週目(12月31日~1月6日)

大晦日(土)から元日(日)にかけては、関西では比較的穏やかに晴れる所が多いでしょう。2023年の初日の出は、中部と南部ではきれいに見られる所が多くなり、北部でもチャンスはありそうです。2日(月)以降は次第に寒気の影響を受けやすくなり、北部を中心に雪や雨の降る日があるでしょう。ただ、この前のクリスマス寒波ほどの強い寒気が流れ込むことはない見込みです。中部と南部では、晴れる日が多いでしょう。
気温は、平年並みの日がほとんどで、年末年始らしい寒さが続く見込みです。初詣などへお出かけの際は、しっかりと寒さ対策をしましょう。

2週目(1月7日~1月13日)

期間のはじめは冬型の気圧配置になるものの、冬型は長続きしない見込みです。期間の中ごろからは、高気圧に覆われる日が増えるでしょう。日本海側では平年より曇りや雨または雪の日が少なく、太平洋側では平年より晴れる日が多い見込みです。
寒気の影響を受ける日はあるものの、強い寒気の南下はなく、気温はほぼ平年並みでしょう。

3~4週目(1月14日~27日)

期間の中ごろと終わりに、強い寒気が流れ込む可能性があります。日本海側では平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、太平洋側では晴れる日が多い見込みです。雪は日本海側が中心ではあるものの、この期間は太平洋側にも雪をもたらす南岸低気圧が通過することもあるでしょう。
気温はほぼ平年並みですが、強い寒気の影響で寒さが厳しくなる時もある見込みです。