メイン画像
メイン画像

年末年始の道内は、明日29日から30日にかけて寒気が流れ込みますが、31日から元日にかけては寒気が弱まるでしょう。しかし、2日からは非常に強い年明け寒波が流れ込む見込みです。帰省などで長く家を空ける機会が多くなるため、水道凍結に十分注意して下さい。

2日からは年明け寒波が襲来 全道的に真冬日となる恐れ

北海道付近は、今日(28日)から明日(29日)にかけて低気圧を含む気圧の谷が通過し、全道的に雪や雨が降りやすくなるでしょう。その後は30日にかけて冬型の気圧配置となり、一時的に寒気が流れ込む見込みです。

31日には寒気が弱まり、北海道でも割合穏やかな年越しとなりそうです。

しかし、元日からは再び冬型の気圧配置となり、寒気が強まってきます。2日には年明け寒波が日本付近に襲来する見込みです。札幌管区気象台は12月26日に低温と大雪に関する早期天候情報を発表しており、2日頃からの約5日間、かなりの低温となり、大雪となる恐れもあるとしていますが、今日現在でもその傾向に変化はありません。2日からは急激に寒くなり、全道的に最高気温が0度未満の真冬日となる恐れがあります。日本海側を中心に局地的に大雪となり、交通障害の発生する恐れもあります。

長期間家や店舗を空ける際は必ず水抜きを 水道凍結注意

画像B
画像B

水道凍結は、最高気温が0度未満の真冬日が続き、特に気温がマイナス4度以下のときに注意が必要です。さらに、長期間水道を使用しないときは発生の危険性が高まります。

2日からは札幌など主要都市も含め、最高気温でもマイナス4度を下回る日が続く恐れがあります。また、年末年始ということで帰省を考えている方も多い時期です。そうなると長期間水道を使わないうえ、人がいない家屋は冷え切ってしまい、さらに水道凍結の危険性が高まります。

万が一水道凍結が起こり、水道管が破裂してしまうと水道業者に修理を依頼することになりますが、事故が多発すると修理までに時間がかかることもあります。家や店舗を空ける場合は、凍結しないだろうと油断せず必ず水抜きを行い、外壁に近い水道管、ガレージ付近の水道管、給湯器の接続部など、特に凍結しやすい部分がある場合はあらかじめ凍結対策を行うとよいでしょう。