メイン画像
メイン画像

あさって29日(木)は一時的に強い寒気が南下。年明けにも再び寒波襲来で、日本海側は荒れた天気に。大雪に警戒を。太平洋側も1月3日(火)頃からは凍える寒さに。

前半:28日(水)~1月3日(火) 年明けから寒波襲来

画像A
画像A

お正月3が日にかけて、日本付近は冬型の気圧配置が続くでしょう。冬らしい天気分布で、日本海側では雪や雨、太平洋側では乾燥した晴天が続きそうです。穏やかな年越しとなる太平洋側も、年明け寒波襲来の影響で一段と厳しい寒さになるでしょう。

冬型の気圧配置が強まるのが、12月29日(木)と1月2日(月)~3日(火)にかけてで、強い寒気が流れ込みそうです。北海道の日本海側から北陸では、雪の降り方が強まり、ふぶく所もあるでしょう。太平洋側にも雪雲が流れ込みそうです。1月2日(月)~3日(火)の方が強い寒気が南下するため、山陰など西日本の平地でも雪の降る所があるでしょう。

クリスマス寒波の時ほどの大雪にはならなくても、慣れない雪道を車で移動する際は十分な対策が必要です。公共交通機関を利用する際も、ダイヤの乱れや運休がないか等、最新の情報を確認してください。

後半:1月4日(水)~9日(月) 寒波の影響 長引く

画像B
画像B

年明けに流れ込む寒気は、1月9日(月:成人の日)にかけても居座る見込みです。北海道から北陸では1週間程度は大雪に注意・警戒が必要で、山沿いを中心に積雪が増えるでしょう。7日(土)頃からは、雪の範囲が近畿北部や山陰まで広がり、積雪や路面の凍結などによる交通への影響が出る可能性があります。

関東から西の太平洋側は晴れて、天気の崩れはないでしょう。ただ、標高の高い山を中心に雪が降りそうです。気温は平年並みか低い日が多く、6日(金)以降は厳しい寒さが続くでしょう。万全の寒さ対策とともに、部屋の中では換気や湿度の調節も心がけてください。