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2023年元日の「初日の出」は、九州から関東と東北から北海道の広い範囲で見れるでしょう。日の出の時間は一日の中でも最も寒い時間でもありますので、見に行く際は寒さ対策は万全にしてください。

2023年「初日の出」どこで見える?

2023年1月1日は、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となるでしょう。このため、九州から関東の広い範囲で見れる可能性が高くなりそうです。東北から北海道の太平洋側も見える所が多くなるでしょう。

北陸と東北から北海道の日本海側は、雪や雨の降る所が多く、降り方や風が強まることもありそうです。それでも北陸や東北北部など一部では「初日の出」が期待できる所もあるでしょう。沖縄も雲が多く所々で雨が降りそうです。まだ、予報が変わる可能性もありますので、最新の情報をご確認してください。

「初日の出」を見に行くときの注意点としては、寒さです。日が昇る前後が一日の中でも最も気温が低くなる時間帯で、1月1日の最低気温は九州から東北の広い範囲で3℃以下で、0℃を下回る所もある予想です。北海道は氷点下の冷え込みとなります。しっかりと着こんで、カイロなどを使用するなど、万全の寒さ対策でお出かけください。

初日の出の時刻は?

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初日の出の時刻は、
札幌は午前7時6分、仙台は午前6時53分、東京は午前6時51分、名古屋は午前7時1分、大阪と金沢は午前7時5分、広島は午前7時16分、高知は午前7時10分、福岡は午前7時23分、鹿児島と那覇は午前7時17分です。

なお、国立天文台によりますと、日本の領土で最も早く「初日の出」となるのは、南鳥島の午前5時27分ですが人は定住していません。人が住んでいる場所で最も早い「初日の出」は、小笠原諸島の母島で午前6時20分となります。
島を除いて、北海道・本州・四国・九州でいちばん早く初日の出を見られるのは富士山の山頂(標高3776メートル)で、午前6時42分です。
標高が高い場所では平地(標高0mの場所より)、日の出が早くなりますので、もっと東にある標高の低い場所よりも、初日の出を先に見ることができます。
北海道・本州、四国、九州の平地で最も早く「初日の出」となるのは、千葉県犬吠埼で午前6時46分です。