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きょう27日は、日本海側の雪は小康状態に。北陸や東北は雨が降って雪どけが進む所もあり、除雪作業にはいっそうの注意を。

北陸や東北で積雪増

きょう27日午前7時現在の積雪の深さは、山形県大蔵村肘折で161センチ、新潟県魚沼市西名で158センチとなっています。

また北陸や東北の市街地でも雪が積もっていて、金沢市で10センチ、富山市で8センチ、山形市で15センチの積雪です。

沿岸の地域は雨

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きょう27日は、冬型の気圧配置が次第に緩むでしょう。日本海側の雪の降る範囲は狭くなり、雪はいったん小康状態となりそうです。

ただ、北陸や東北は、内陸や山沿いは雪でも、沿岸の地域では雨の降る所が多いでしょう。秋田県の沿岸ではこれまでに降った雨で、地盤が緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害の発生するおそれがありますので、朝までは土砂災害に警戒してください。

また北陸3県の雪や雨は次第にやんで、日中の最高気温は金沢市で7℃(午前6時発表)の予想です。雪どけが進むため、路面の状態が悪くなるでしょう。また雪が多く積もっている所では、屋根から落ちる雪やなだれなどに、十分注意してください。

雪下ろしの注意点

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雪の降り方が落ちついている間に、除雪作業をされる方も多いと思います。慣れていても必ず2人以上で、声を掛け合って行いましょう。安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。

(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。

(2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。

(3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。