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きょう26日は、日本海側を中心に雪が降っていて、東北南部や関東北部の山沿いでは局地的に雪が強まっています。正午までの48時間の最大降雪量は、12月として記録的な大雪となっている所もあります。雪の事故が相次いでいますので、ご注意ください。

関東北部の山沿いで12月として記録的大雪も

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きょう26日、日本付近は冬型の気圧配置となり、関東の上空約5500メートルにはマイナス30度以下の強い寒気が流れ込んでいます。

日本海側を中心に雪が降っていて、東北南部や関東北部の山沿いでは局地的に雪が強まっています。
正午までの48時間降雪量は、福島県桧枝岐村(ひのえまたむら)で83センチ、福島県只見町で57センチ、群馬県みなかみ町藤原とみなかみ町で63センチとなっています。
また、栃木県日光市土呂部では正午までの48時間降雪量の最大値が53センチ(午前6時まで)を記録し、12月として観測開始以来最大値となり、記録的な大雪となっています。
雪の事故が相次いでいますので、くれぐれも無理をせず、安全確認をしながら事故のないようにご注意ください。

毎年発生している除雪機の事故

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除雪作業中の事故の中で、除雪機を使用した際の事故が毎年発生しています。

経済産業省の発表資料によりますと、全国的に降雪量が少なかった2019年度の事故は1件でしたが、各地で大雪となった2020年度は12件、降雪量が平年並みか多い地域があった2021年度は3件と、降雪量が増えて使用機会が増えると事故件数も増加する傾向がみられます。
また、2021年度は3件とも死亡事故となっており、重篤な被害につながった事故の発生が続いているということです。

事故には、除雪機の下敷きになる、間に挟まれるなどのケースがあります。使用方法をしっかりと理解してから、操作をするようにしてください。

この先の1か月予報によると、日本海側の降雪量は、北日本と西日本で「平年並みか多く」東日本では「平年より多い」予想が出ています。
年末年始にかけても、除雪の機会がいつもの年以上に多くなりそうです。事故に巻き込まれることがないように、お気をつけください。