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きょう25日も日本海側では雪が降り続いていて、北陸から北海道にかけて断続的に雪が強まっています。雪の降り方がおさまってきたところもあり、除雪作業に取り組まれる方もいらっしゃると思いますが、必ず2人以上で安全確認をしながら行ってください。雪のやんだ太平洋側では路面ツルツルの所も。

積雪と路面凍結に注意

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きょう25日、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置が続いています。
日本海側では雪が降り続いていて、特に北陸から北海道にかけて断続的に雪が強まっています。
午前10時の積雪は、北海道遠軽町白滝で118センチとなっていて、12月としては記録的な積雪量となっています。また、岐阜市でも3センチあります。
きのう24日は東海地方でも雪が強まり、名古屋市で8年ぶりに積雪10センチ以上を観測しました。
太平洋側の平地では雪はやんで、名古屋市など積雪は0センチとなっていますが、日陰などまだ雪が残っていて、凍結している所があります。車は引き続き、道路の状況に注意して、路面凍結に十分ご注意ください。

また、日本海側で雪の降り方がおさまってきたところもあり、除雪作業に取り組まれる方もいらっしゃると思います。
記録的な大雪の後ですので、除雪作業は必ず2人以上で、安全確認をしながら気をつけて行ってください。

また、きょう25日午後から、北陸や東北の日本海側を中心に、再び雪が強まるでしょう。あす26日にかけて、大雪に警戒が必要です。

雪下ろしの注意点

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屋根に積もった雪は、大雪になる前に、早めに除雪作業をしたいものです。安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。

(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
(2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
(3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。

路面の凍結 特に注意すべき所は

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雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。