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強烈な寒気の影響で、関東の平野部にも雪雲が流れ込んできています。群馬県前橋市では午前10時に積雪4センチを記録。この時期としては珍しく1センチ以上の積雪になっています。関東北部は平野部でも車の運転や足元に十分ご注意ください。

前橋市で積雪4センチ 12月までに1センチ以上は6年ぶり

きょう24日は、強い冬型の気圧配置と強烈な寒気の影響で、関東北部では平野部にも雪雲が流れ込んできています。

群馬県前橋市では午前10時に積雪4センチを記録。12月までに1センチ以上の積雪を記録するのは2016年11月24日(4センチ)以来、6年ぶりのことです。

また、山沿いでは大雪となっていて、栃木県奥日光では今日だけで積雪が20センチ以上増えています。

関東北部は平野部も大雪注意

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関東では北部を中心にきょう24日いっぱいは大雪の恐れがあり、あす25日にかけても山沿いは雪が降り続く見込みです。

群馬県では、あす午前6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、利根・沼田地域の山地で60センチ、吾妻地域の山地で40センチ、南部の平地で5センチなどとなっています。

栃木県では、あす正午までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、北部の山地で30センチ、北部の平地で5センチ、南部の山地で3センチとなっています。

普段雪の降らない場所でも積雪が増える恐れがあり、車のスリップ事故や歩行中の転倒事故などには十分な注意が必要です。

慣れない大雪 出かける前に確認することは?

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関東など普段、あまり雪の降らない所での大雪となった時、お出かけ前に注意していただきたいことが4つあります。

(1)時間に余裕をもって行動しましょう。歩きなれた道でも、目的地に着くまでは、普段より時間がかかることが予想されます。焦って、急ぎ足になると、転倒する危険性もあります。

(2)滑りにくい靴を用意しましょう。靴底がツルツルしたものや、ヒールの高い靴は、危険です。靴底に溝がついている運動靴や、登山用の靴などがおススメです。

(3)歩き方のポイントを覚えておきましょう。歩幅を小さくして、地面に垂直に足を踏み出し、重心はやや前において、足の裏全体を路面につけて歩きましょう。ゆっくりとペンギンのような歩き方をするのが、おススメです。万が一、滑ってしまったら、尻をつくように転ぶと、頭を打ちにくくなります。

(4)両手をあけておきましょう。リュックや肩掛けカバンなどを選び、可能なら、傘を持つのも避けましょう。両手を出していれば、転んだ時でも、顔や頭を守ることができます。