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きょう18日、強い寒気の影響で、日本海側には広く雪雲がかかり、太平洋側にも雪雲の流れ込んでいる所があります。徳島や鹿児島などで初雪を観測しました。

初雪の便り続々 初冠雪や初氷、初霜も

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きょう18日、日本付近は冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込んでいます。日本海側は広く雪雲がかかり、太平洋側にも一部、雪雲が流れ込んでいます。

きょう18日は西日本からも続々と冬の便りが届いています。前橋や和歌山、徳島、鹿児島では初雪を観測しました。鹿児島では平年より19日早く、昨年より8日も早い観測でした。

また、広島地方気象台は極楽寺山、本地方気象台は金峰寺、宮崎地方気象台は鰐塚山、鹿児島地方気象台は桜島の初冠雪を観測しました。(初冠雪とは、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えることです。)鰐塚山では平年より37日も早い観測となりました。

今朝は冷え込み、広島で初氷、岡山で初霜も観測しています。

13時20分追記:津でも初雪を観測しました。
17時55分追記:高松でも初雪を観測しました。

冬型の気圧配置が続く

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あす19日にかけて冬型の気圧配置が続き、強い寒気が流れ込むでしょう。日本海側は広く雪が降り、積雪が増えそうです。特に、JPCZ※が発生し、北陸周辺では警報級の大雪となる恐れがあります。立ち往生などの交通障害に警戒が必要です。西日本の平地でも積雪や路面の凍結にご注意ください。

※JPCZとは、シベリアから流れ込む冷たい風が朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分し、その風下である日本海で再び合流することでできる収束帯(雪雲が発達しやすいライン)のことです。