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この先1か月は、寒気の影響を受けやすく、日本海側は大雪に注意が必要です。西回りで寒気が入りやすいため、西日本・東日本は平年より気温が低く、クリスマスや年末年始は例年以上に寒くなりそう。クリスマス寒波・年末寒波に注意が必要です。

日本海側は大雪のおそれ 備えは万全に

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気象庁は、きょう15日、最新の1か月予報を発表しました。

この先、日本付近は西高東低冬型の気圧配置になりやすく、強い寒気が南下しやすいでしょう。日本海側は降水量が平年並みか多く、大雪のおそれがあるため注意が必要です。

また、西回りで寒気が流れ込みやすいため、西日本・東日本は平年より気温が低く、クリスマスや年末・年始は例年以上に寒く、底冷えとなりそうです。度々、強い寒波が襲来するため、この先は、クリスマス寒波、年末寒波に注意が必要です。

週ごとの傾向

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【1週目(12月17日~23日】
北日本~西日本の日本海側は気圧の谷や寒気の影響を受けやすく、平年に比べて雪や雨の日が多いでしょう。北日本の太平洋側も気圧の谷の影響を受けやすく、平年に比べて晴れる日は少ないでしょう。西日本・東日本の太平洋側は晴れる日が多いですが、気温は平年より低く、太陽より北風に軍配となりそうです。沖縄・奄美は、気圧の谷や寒気の影響で、平年に比べ、曇りや雨の日が多いでしょう。

【2週目(12月24日~30日】
北日本の日本海側は、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。北日本の太平洋側は気圧の谷の影響を受けやすく、平年に比べ、晴れる日は少ないでしょう。西日本・東日本の日本海側は気圧の谷や寒気の影響で、平年に比べ雪や雨の日が多いでしょう。クリスマス寒波・年末寒波が襲来するおそれがあるため注意が必要です。西日本・東日本の太平洋側は晴れる日が多いですが、クリスマスや年末は底冷えとなりそうです。沖縄・奄美は、寒気の影響を受けやすく、平年に比べ曇りの日が多いでしょう。

【3~4週目(12月31日~1月13日】
北日本~西日本の日本海側は、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。北日本~西日本の太平洋側は、平年と同様に晴れる日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。気温は全国的に平年並みか低く、厳しい寒さとなりそうです。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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移動が多くなる時期です。雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。

(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。

(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。

(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。

(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方