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きょう14日の午後10時頃、ふたご座流星群が極大を迎えます。太平洋側は晴れる所が多く、観察には好条件。気になる天気は?

ふたご座流星群 極大に

ふたご座流星群が、きょう14日の夜、極大を迎えます。今年の場合は、深夜には比較的明るい月が昇り、月明かりの影響を受けるでしょう。このため、月が高く昇らない時間帯の観察がおすすめです。

今年のふたご座流星群の予想極大時刻はきょう14日午後10時頃で、日本で条件良く観察できる時間帯となります。東京の月の出は午後9時48分で、月が高く昇る前の午後9時から真夜中0時頃に観察するのが良いでしょう。

国立天文台によりますと、この時間帯に空の暗い場所で観察した場合の流星数は、1時間あたり40個から45個と予想されます。真夜中を過ぎると、月が高くなり月明かりの影響が大きくなるため、見られる流星は、空の暗い場所でも1時間あたり30個前後に減ってしまうでしょう。

流星は、放射点を中心に放射状に出現します。放射点付近だけでなく、空の広い範囲を見渡すようにしてください。

気になる天気

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今夜、流星群の観察に適した所は、四国と中国地方から関東の太平洋側となりそうです。ただ、厳しい冷え込みになるため、万全の寒さ対策をして観察しましょう。沖縄や九州は雲が多いですが、雲の隙間から流星群が見られる可能性があります。ただ、山陰から近畿北部は断続的に雪や雨が降るため、星空の観察にはあいにくの天気でしょう。

北陸は雪や雨、東北と北海道は日本海側を中心に雪が降り、猛ふぶきになる所もありそうです。見通しが悪く、屋外での星空観察は難しくなるでしょう。太平洋側では雲の隙間から、流星が見られるかもしれません。