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きょう13日21時、福岡管区気象台で黄砂が観測されました。視程は10キロメートル以上です。

福岡で黄砂を観測

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きょう13日21時、福岡管区気象台で黄砂が観測されました。視程は10キロメートル以上です。福岡で観測されるのは4月27日以来で、黄砂が観測されるのは今年は6回目です。

なお、12月に黄砂が飛来することは比較的少なく、現在、黄砂の観測を行っている全国11地点で、12月に黄砂が観測されたのは、2012年に那覇で観測されたのが最後です。また、2010年の12月には、大阪や広島、高松、福岡、鹿児島、那覇で黄砂が観測されています。

このあと、あす14日にかけて西より風が強まりに東日本まで飛来する可能性があります。屋外では車や洗濯物に付着する可能性があり、注意が必要です。

なお、現在の黄砂の観測地点は全国で11地点(札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇)となっています。

黄砂とは

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黄砂現象とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂じん(砂やちり)が、上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ降下する現象を指します。日本における黄砂現象は、春に観測されることが多く、時には空が黄褐色に煙ることがあります。