メイン画像
メイン画像

きょう13日、九州は大陸から黄砂が飛来する可能性があります。12月に福岡市で黄砂が観測されれば2010年以来、12年ぶりとなります。また、きょう13日から次第に冬型の気圧配置に変わり、あす14日は真冬並みの寒さになる見込みです。

12月に黄砂飛来か

きょう13日午前10時現在、朝鮮半島では黄砂が観測されています。このあと、きょう13日からあす14日にかけて、西風に乗って九州など西日本を中心に黄砂が飛来する可能性があります。やや濃い黄砂で、洗濯物などは室内干しが良さそうです。

黄砂の飛来は3月から5月が最も多く、冬に黄砂が飛来するのは大変珍しいことです。12月に福岡市で黄砂が観測されれば、2010年12月11日以来、12年ぶりとなります。

冬型へ移行 14日は気温急降下

画像B
画像B

きょう13日未明から明け方にかけて、前線が九州付近を通過し一時冷たい雨が降りました。前線の通過後は、大陸から高気圧が張り出し、冬型の気圧配置に変わっています。きょう13日はじわじわと寒気が流れ込み、風が冷たくなる見込みです。西よりの風が強まり、海上は波が高くなる所が多いですのでご注意ください。

あす14日は冬型の気圧配置が強まり、九州北部の上空1500m付近には氷点下8度前後の今シーズン一番の強い寒気が流れ込んできます。九州は各地で、気温が急降下し、一気に真冬並みの寒さになる見込みです。九州北部は平野部でも雪がちらつく可能性があり、初雪が観測される所があるかもしれません。季節風が強く、海上は波が高い所が多いでしょう。

週末はさらに強い寒気が南下か

画像C
画像C

あす14日から15日(木)にかけて、強い寒気が流れ込み、山沿い中心に平野部でも雪が降る所がある見込みです。峠越えの車の運転は、滑り止めの準備をしておきましょう。
16日(金)はいったん寒気は弱まりますが、今週末は一段と強い寒気が流れ込みます。17日(土)は初め冷たい雨ですが、次第に雪に変わり、山沿いは積雪のおそれがあります。18日(日)にかけて雪が降り、平野部でもうっすらと積もる所があるかもしれません。

今週末、九州は今シーズン初めての本格的な雪になりそうです。早めに雪や寒さへの備えを確認しておきましょう。