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あす13日は、低気圧や前線の影響で近畿や東海は通勤・通学の時間帯に雨や雷雨になるでしょう。関東甲信は午前中は雨で、群馬県や長野県、山梨県では積雪となる所も。北陸から北海道は断続的に雨が降りますが、次第に雪に変わるでしょう。

午前中を中心に広く雨 関東北部や甲信で積雪も

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あす13日(火)は、低気圧が北海道の北を進み、低気圧から延びる前線が北日本から西日本を通過するでしょう。また、東海道沖には低気圧が発生し、関東沿岸を発達しながら北東へ進む予想です。

九州や中国、四国は明け方まで雨が降るでしょう。近畿や東海は朝まで雨や雷雨で、通勤・通学の時間帯も雨具が必要になりそうです。

関東甲信は午前中は広く雨で、雷を伴って、雨脚の強まる所もあるでしょう。上空に寒気が流れ込むため、群馬県や長野県、山梨県の山沿いを中心に雪が降り、積雪となる所がある予想です。甲府の盆地や群馬県南部の平地でも雪の積もる恐れがあります。積雪や路面の凍結に注意してください。車は冬の装備で、ノーマルタイヤの場合は公共交通機関を使うことも検討してください。

北陸は断続的に雨が降り、雷を伴って降り方の強まることもあるでしょう。東北は昼前から雨が降りだし、夜は山沿いを中心に雪に変わる見込みです。北海道も夕方にかけては平地では雨の降る所が多いですが、夜は広く雪が降るでしょう。路面状況が悪くなることがありますので、車の運転や足元にご注意ください。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

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この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。