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来週は強い寒気の影響で、東京都心でも最高気温が10℃に届かず、今シーズン一番の冷え込みとなる日も。気温のアップダウンが大きいため、日々の気温に合わせて服装の調節を。また、13日(火)は広く雨が降り、局地的に激しく降ることも。

前線が通過した後、強い寒気が流れ込む

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この先1週間は、前線が通過した後、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気(平地で雪が降る目安)が本州付近に流れ込む見込みです。

関東では、12日(月)から13日(火)ごろと15日(木)から16日(金)ごろにグッと寒くなりそうです。東京都心でも15日(木)の最高気温は9℃の予想で、1月中旬から下旬並みの寒さになりそうです。最低気温は2℃の予想で、今シーズン一番の冷え込みとなる見込みで、万全の防寒対策が必要です。

13日(火)は広く雨 局地的に激しい雨も

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関東は、あす10日(土)は昼過ぎまで広く晴れますが、次第に気圧の谷の影響を受ける見込みです。夕方から雲の広がる所が多く、夜遅くには南部の所々で雨が降るでしょう。11日(日)は雲が広がりやすく、千葉県など南部でにわか雨がありそうです。また、群馬県の山沿いでは、雪か雨の降る所があるでしょう。

12日(月)は広い範囲で晴れますが、天気の変化が早く、13日(火)は前線や湿った空気の影響で雨が降るでしょう。前線が通過するタイミングで、局地的に雨の降り方が強まるおそれがあります。急な強い雨に注意が必要です。14日(水)以降は晴れる日が多いでしょう。ただ、北部の山沿いでは、13日(火)夜から14日(水)にかけて、雪の降る所がありそうです。

最高気温は平年並みか平年より高い日が多いものの、日々の変化が大きいでしょう。天気予報を確認される際は、気温もチェックして、体調を崩さないように服装をうまく調節なさってください。

雪道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

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寒気の影響で、北部では山沿いを中心に雪の積もる所がありそうです。まだ雪に慣れていない時期ですので、車の運転はいつも以上に慎重になさってください。雪道の運転で気をつけていただきたいポイントは、主に次の5つです。

(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。

(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。