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向こう一週間は、師走らしい寒さでしょう。来週の中頃から週末は、寒波襲来の可能性があります。寒さが厳しくなり、日本海側を中心に再び大雪になることも考えられます。

7日~13日 師走らしい寒さ

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あす7日から12日は、北日本を中心に寒気の影響を受けやすいでしょう。
北海道や東北の日本海側は平地でも雪が降る日が多い見込みです。北陸から中国地方の日本海側は、雨雲がかかることがあり、北陸の標高の高い所では雪になるでしょう。
関東など太平洋側は、日差しが届く日が多い見込みです。ただ、11日から12日頃は、北陸や東北南部、関東北部の山沿いを中心に、雪や雨が降り、降り方が強まることがあるでしょう。

13日頃は、寒冷前線の通過で、広く雨が降る可能性があります。北海道でも前線が通過する前は、雪ではなく雨になる所が多いでしょう。

向こう一週間は、師走らしい寒さの日が多く、極端な寒さが続くことはなさそうです。

14日~19日 14日~15日を中心に強い寒気が西回りで流れ込む可能性

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14日から19日、この期間は、日本の東やオホーツク海付近で、低気圧が発達しやすく、季節風が強めに吹くことがあるでしょう。14日から15日を中心に、大陸から強い寒気が西回りで流れ込み、寒波襲来の可能性があります。
寒気の予想には、まだ幅がありますが、上空1500メートル付近で、マイナス6℃以下の寒気が、本州の南まで流れ込むことを予想しているモデルもあります。降水があると平地でも雪の目安の寒気です。
このような寒気が流れ込んだ場合、日本海側は雪が降り、再び大雪になることが考えられます。そればかりか、雪雲は太平洋側にも流れ込むことがあるでしょう。強い季節風で、雪雲は関ケ原を越えて、東海の平地でも雪になることがあるかもしれません。

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14日から19日、この期間は、広く寒さが厳しくなることがあるでしょう。九州から関東でも、最高気温が10℃以下の日が、数日続くようになる見込みです。万全な寒さ対策が必要です。