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この先、たびたび強い寒気が流れ込み、北海道だけでなく、東日本や西日本の日本海側でも雪が降る日がありそうです。本格的な冬への備えを早めにしておくようにしてください。

6日~12日の天気

あす6日から7日にかけても、西高東低の冬型の気圧配置が続くでしょう。日本海側では引き続き雲が広がりやすく、北海道と東北の日本海側、北陸を中心に雪や雨の降る所が多くなりそうです。太平側は晴れる所が多いですが、あす6日は関東で雨の降る所がある見込みです。7日と8日は東北の太平洋側で雨が降るでしょう。

8日から9日は本州付近は高気圧に覆われて、関東から九州を中心に広く晴れるでしょう。10日は全国的に晴れますが、11日は低気圧が発達しながら日本の東を進み、次第に西高東低の気圧配置になるでしょう。11日と12日は日本海側で雪や雨の降る所がありそうです。

あす6日以降の最高気温は、おおむね平年並みの日が続くでしょう。全国的に師走らしい寒さが続く見込みです。北海道や東北を中心に本格的な冬の装いが必要になるでしょう。関東から九州は日中は日差しが暖かい日が多いですが、朝晩は冷え込みますので、暖かくしてお過ごしください。

13日~18日の天気

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13日以降も日本付近の上空には寒気がたびたび流れ込むでしょう。特に14日前後には西日本にも強い寒気が流れ込みそうです。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の平地に雪をもたらす寒気や、マイナス12度以下という強烈な寒気も、西日本の日本海側に流れ込む可能性があります。北海道だけでなく、北陸や山陰にかけて、山沿いだけでなく平地でも雪への備えが必要になりそうです。

その後も寒気の流れ込みが続くでしょう。東北の太平洋側でも雪の降る日が多くなりそうです。普段雪があまり降らない地域や、雪に慣れていない地域でも、車の冬装備など、早めに雪への備えをしておくようにしてください。

シーズン最初の雪 慣れていても注意

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冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると、雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。

(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。