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向こう2週間は、ベンガル湾やインド洋で対流活動が活発になるでしょう。サイクロンが発生する可能性があるだけでなく、日本への寒気流入にも影響してきます。

サイクロンが発生する可能性

きょう4日現在、対流活動が活発なエリアは、アフリカ付近にあり、今後、東進するでしょう。向こう2週間は、ベンガル湾からインドネシア付近で対流活動が活発になる見込みです。

インド気象局によると、日本時間の4日15時の発表で、ベンガル湾でサイクロンが発生する可能性は、2日から3日後に33%~66%、3日から4日後と、4日から5日後には67%以上あります。

インド洋やベンガル湾で対流活動が活発 日本への寒気流入に影響

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インド洋やベンガル湾で対流活動が活発になることによる影響は、サイクロンが発生するだけではなく、チベット付近の高気圧の勢力を強めます。

次の週末を過ぎる頃、チベット付近で高気圧の勢力が強まるでしょう。このため、偏西風は蛇行し、日本付近で南へ下がる見込みです。シベリアからの寒気が、日本付近に西回りで流れ込みやすくなる可能性があります。
降水があると平地でも雪になる目安の寒気、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が、西日本の太平洋側まで流れ込むことを予想しているモデルもあります。
このような寒気が流れ込んだ場合は、日本海側を中心に発達した雪雲がかかり、雪雲は太平洋側にも流れ込むことが考えられます。
この先、一旦寒さが緩んだとしても、再び広く厳しい寒さになるでしょう。

この予報には、まだ幅がありますので、今後、最新の気象情報をご確認ください。