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強い冬型の気圧配置となっている今日の北海道。今夜にかけて日本海側では猛ふぶきに警戒して下さい。

強い冬型の気圧配置 上空には真冬並みの寒気が流入

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今日(1日)の北海道は強い冬型の気圧配置となっています。えりも岬では明け方に最大瞬間風速30.7m/sを観測するなど、全道的に西よりの風が強まっており、この強い西風によって日本海側や太平洋側西部などではふぶいている所もあります。また、日本海側では今シーズン初のまとまった雪となっている所もあり、今日12時までの24時間では上川地方の幌加内で32cm、滝川で31cmなどの降雪を観測しています。

12時の衛星写真には冬型の気圧配置時における特徴のひとつといえる筋状の雲が日本海側に広くかかっていますが、この雲は、今日はロシア沿海州地方の沿岸近くから発生しているのが顕著であり、大陸方面から吹き出す寒気が強いことを示しています。

日本海側では今夜にかけて交通障害や暴風に警戒を!

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この強い冬型の気圧配置は明日にかけても続くでしょう。上空の強い寒気は明日朝にピークとなる見込みで、日本海側や太平洋側西部では雪の降りやすい状況が明日も残りそうです。今夜にかけては日本海側の陸上・海上では西の風が強く、最大瞬間風速では30メートルと、立っていられないほどの暴風となり、猛ふぶきとなる恐れがあります。

吹きだまりによる交通障害や暴風に警戒し、車の運転には早めのライト点灯や状況によっては安全な場所に停車して天候が落ち着くまで待機するなど、安全運転を心がけて下さい。