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あす30日(水)は冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が南下。北海道は平地でも雪となり、日本海側を中心に猛ふぶきのおそれ。東北や北陸、山陰でも初雪の便り続出か。全国的に北風が強まり、気温は急降下となりそう。このまま一気に真冬へ突入か?

雨のあとは強い寒気南下 北海道は猛吹雪に警戒

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きょう29日(火)、広範囲に雨をもたらした低気圧や前線は東の海上へ離れ、あす30日(水)は日本付近は冬型の気圧配置となり、大陸から強い寒気(冬将軍)が南下します。平地で雪の目安の寒気(上空1500メートルでマイナス6℃以下)が、北海道から東北、山陰まですっぽり覆う予想です。北海道にはマイナス12℃以下と、年末頃の強い寒気が流れ込む見込みです。

北海道は30日(水)夕方~12月1日(木)にかけて、西よりの風が雪を伴い強くなるでしょう。猛ふぶきや吹き溜まりによる交通障害に警戒して下さい。

<北海道の雪の予想>
30日18時~12月1日18時までに予想される24時間降雪量は、多い所で
日本海側  30から50センチ

<北海道の風の予想>
30日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側北部陸上    16メートル(30メートル)
日本海側北部海上    18メートル(30メートル)
日本海側南部陸上    18メートル(30メートル)
日本海側南部海上    18メートル(30メートル)

30日(水)午後は、雪の範囲が東北北部まで広がる見込みです。記録的に初雪が遅れている青森市(平年:11月8日)や、秋田市(平年:11月15日)などでも雨から雪に変わる予想です。

また、30日(水)夜は、山陰などでも山沿いを中心に雪となり、積もる所がありそうです、シーズン初の雪となるため、峠を越える車は冬装備を万全に行いましょう。

全国的に気温急降下 東京も夜からグッと寒く

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きょう29日(火)は、低気圧や前線の影響で九州~北海道にかけて広く雨に。暖かい南風が強まり、全国的に気温は高く、特に、北陸や山陰など日本海側ではフェーン現象の影響で、島根県の浜田市26.6℃、富山県魚津市25.7℃など、所々で夏日となりました。

あす30日(水)は、平地でも雪が降る目安の寒気が山陰付近まで南下するため、全国的に気温は急降下。最高気温は、札幌は2℃ときょう(29日)より12℃ダウン。福岡は11℃と、きょう(29日)より13℃ダウンの予想です。東京都心は21℃予想ですが、夜からグッと寒くなりそうです。

全国的に北風が強まり、数字以上に寒く感じられそうです。風邪をひかないよう、暖かくしてお過ごしください。

晴れても寒い

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この先は、北海道は週末にかけて雪が続くでしょう。新潟など日本海側は雨や雪となりそうです。関東から九州は、太平洋側を中心に晴れますが、晴れても日中の気温は13℃前後。この時期らしい寒さとなりそうです。風邪などひかないよう、ご注意下さい。