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30日(水)から1日(木)にかけては真冬並みの強い寒気が流れ込みます。本州でも本格的な冬の厳しい寒さとなり、日本海側では初雪となる所があるでしょう。寒さ対策、雪対策をしっかりと。

11月とは思えない暖かさ 一転 厳しい寒さへ

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11月は平年より気温の高い日が多く、きょう28日も九州で夏日を観測するなど、西日本を中心に季節外れの暖かさとなりました。

ただ、この先は一転、北日本を中心に「真冬並みの寒気」が流れ込みます。30日(水)は、冬によくみられる西高東低、いわゆる「冬型」の気圧配置が強まるでしょう。1日(木)にかけては「平地で雪が降る目安となる寒気」が、本州付近まで流れ込む予想です。

キーワードは「ふゆとじこ」

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30日(水)は、北海道や東北では日本海側を中心に雪が降り、平地でも雪の積もる所があるでしょう。今シーズン初めての本格的な積雪となる所がありそうです。たとえ雪に慣れている方でも、シーズンはじめは雪道での車の運転感覚を忘れがちです。冬装備を万全にしたうえで、時間に余裕をもって出発するなど、いつも以上に安全運転を心がけてください。

また、雪が降るのは北日本だけではありません。寒気が強いため、北陸から山陰にかけても山沿いを中心に雪の降る所があるでしょう。峠道の車の運転は冬の装備が必要になりそうです。また、平地でも雨に雪がまじり、初雪を観測する可能性があります。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。

晴れエリアも北風ビュービューで寒さ厳しい

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また、北西の季節風が強まり、晴れのエリアも厳しい寒さとなりそうです。1日(木)に晴れマークとなっている名古屋市や大阪市、広島市の最高気温は11℃前後の予想で、日差しがあっても空気がかなり冷たいでしょう。北風が身に染みる寒さとなりますので、ダウンコートなど風を防げるコートをご用意ください。