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11月は比較的暖かな日が多くなりましたが、最終日となる30日(水)には、冬の空気に入れ替わるでしょう。12月1日(木)は今季これまでで一番の寒気が南下。全国的に冬の寒さとなり、最高気温は真冬並みの所もありそうです。11月のうちに、暖房器具の点検など冬支度を。

きのう26日(土)までの30日間平均 全国的に平年を上回る

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11月は比較的暖かな日が多くなりました。

きのう11月26日(土)まで30日間の平均気温は、沖縄から北海道にかけて平年値を0.5℃以上上回っている所が多くなっています。
中でも、北海道では、平年値より2.0℃以上高くなった所もありました。

寒暖差は大きかったものの、全国的にこの時期としては気温が高くなりました。

平地に雪を降らせる強い寒気が南下

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29日(火)から30日(水)は、日本付近を通る前線や低気圧の影響で、広く荒れた天気に注意が必要です。
11月最終日の30日(水)は、日本海側から次第に、今季これまでで一番の強い寒気が南下するでしょう。
12月1日(木)朝には、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の平地で雪が降る目安となる寒気が、山陰や近畿北部、北陸に南下し、北海道や東北北部にはさらに強いマイナス12℃以下の寒気が流れ込む見込みです。

北日本や北陸、山陰は次第に雨から雪に変わる所が出てくるでしょう。30日(水)のうちに、山陰や近畿北部、東北の日本海側などあちらこちらから初雪の便りが届くかもしれません。車の運転は冬用タイヤに交換しておくなど、ドライバーは雪の対策をなさってください。
北海道や東北北部では雪が強まり、積雪が一気に急増する所も出てきそうです。今シーズン最初のまとまった雪になりそうですから、ご注意下さい。

一気に寒さ本格化 真冬並みの寒さも

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強い寒気の影響で、12月のスタートは、全国的に本格的な冬の寒さになるでしょう。

12月1日(木)は、札幌はマイナス2℃の予想。北海道は広い範囲で、今シーズン初めて一日中氷点下の真冬日となりそうです。
仙台は6℃、東京は11℃、名古屋は12℃、大阪は10℃でいずれも12月上旬から中旬並みです。福岡は9℃で真冬並みでしょう。
北風も強まるため、各地でダウンコートが欲しいくらいの寒さになる見込みです。
暖房器具の点検をしたり、マフラーや暖かいコートを準備しておくなど、寒さに備えておきましょう。

12月初日は真冬の装いで

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上の図は気温と服装の目安を示したものです。

この11月は、気温は平年よりも高い日が多かったため、まだ冬用のコートを出していない方も多いかもしれません。
12月1日スタートは、全国的に気温が低くなる上に、風も強まるでしょう。
12月に入ると同時に、冬物が活躍する日が増えそうです。体調を崩さないようにご注意ください。