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昨日(26日)、10月中旬から下旬並みの最高気温となった所が多くなった道内ですが、今日(27日)の午後3時までの最高気温は全般に平年並みとなり、わずか一日で1カ月以上季節が進んだような気温差となりました。明日(28日)以降も気温は乱高下し、特に30日以降は真冬のような寒さとなる恐れがあります。

気温差激しい道内

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昨日、道内は最高気温が全般に13度前後となり、広く10月中旬から下旬並みとなりました。道内で最も高くなったのは紋別地方の湧別で18.1度となり、オホーツク海側など10月上旬並みの所もありました。11月下旬以降でここまで気温が上がったのは、1999年に十勝地方の広尾で観測して以来、23年ぶりのことでした。

今日の午後3時までの最高気温は、根室地方の根室市納沙布で10.5度でしたが、未明に観測されたものです。日中の道内の気温は、太平洋側で5度前後、日本海側やオホーツク海側では広く2度くらいと、わずか一日で急に寒くなりました。

寒冷前線の通過前後で再び気温差大

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明日は一時的に高気圧の圏内となりますが、次の気圧の谷が近づいてくるでしょう。午後を中心に天気が崩れ、雪や雨の降る所がありそうです。最高気温は全般に平年より3度前後高くなる見込みです。29日(火)には寒冷前線が近づき、暖かく湿った空気が流れ込む影響で再び最高気温が15度前後と、この時季としてはかなり高くなるでしょう。雨や風が強まって荒れた天気となる恐れがあります。

30日(水)は、寒冷前線が通過し、上空1500メートル付近には一気に真冬のような寒気が流れ込むでしょう。降る物は雨から次第に雪に変わり、日中の気温も右肩下がりとなりそうです。12月1日(木)はこの時季としては非常に強い寒気が居座り、札幌でも最高気温が0度未満の真冬日となる恐れがあります。風も強く、体感的にも非常に寒く感じられるでしょう。沿岸を中心にふぶいたり、道北の山沿いなどでは大雪となる恐れもあります。体調管理に注意し、大雪や吹雪などにも注意が必要です。