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30日までは、気温は平年より高い傾向。来週は強い寒気が流れ込んで、本格的な冬の到来へ。冷たい北風でいっそう寒く感じられそう。

前半:25日(金)~12月1日(木) 一雨ごとに冬へ

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この先も、短い周期で天気が変わるでしょう。あす25日(金)は広い範囲で晴れますが、夜は北海道の日本海側で雨や雪の降る所がありそうです。26日(土)は前線が通過するため、北海道から北陸では雨が降るでしょう。前線が通過した後は一時的に寒気が流れ込み、北海道や東北北部の平地でも雪の降る所がありそうです。

29日(火)は低気圧や前線の影響で、九州から北海道で雨が降るでしょう。低気圧が発達するため風が強まり、北日本では荒れた天気になるおそれがあります。30日(水)は次第に冬型の気圧配置に変わって、この時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。12月1日(木)にかけて、北日本の日本海側を中心に、雪の降る量が多くなるおそれがあります。晴れる太平洋側も、12月のスタートは冷たい北風が吹いて、急に寒くなるでしょう。

30日(水)までは、この時期としては暖かい日が多い見込みです。大幅な気温の低下で、体調を崩さないようにしてください。

後半:12月2日(金)~7日(水) 日中も師走の寒さ

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12月2日(金)以降、日本海側の地域では曇りや雨または雪、太平洋側の地域は晴れる日が多くなりそうです。冬によく見られる天気の傾向で、季節の進みを実感できるでしょう。沖縄は湿った空気の影響で、雨の降る日が続きそうです。

最高気温は、九州や東北、北海道では平年より低い日が多いでしょう。札幌は、最高気温が0℃未満の「真冬日」になる日もあり、寒さがいっそう厳しくなりそうです。近畿から関東など平年並みの所でも、北風が吹くと体感温度が下がるため、暖かい服装を心がけてください。

シーズン最初の雪 慣れていても注意

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今週末以降、本州の日本海側では続々と初雪の便りが届くかもしれません。冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると、雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。

(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。

(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。