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明日(21日)は、全道的に雨が降るでしょう。局地的に雷を伴い、降り方の強まる恐れがあります。天気の急変に注意して下さい。

稚内で4年ぶりに初霜

今朝(20日)、稚内では最低気温が0.7度と、今シーズン一番の冷え込みとなり、稚内地方気象台では初霜が観測されました。稚内では2018年11月8日に初霜の観測がありましたが、その後は3年連続で初霜の観測とはならず、今季は4年ぶりの観測となりました。気象台によると、雪の影響などがあると霜の観測ができないことがあるそうです。

明日は気温が高い 雪ではなく雨が降る

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明日(21日)は北海道付近を寒冷前線が通過し、大気の状態が不安定となります。前線の東側ではこの時季としては暖かく湿った空気が流れ込み、上空1500メートル付近の気温は10月中旬並みとなるでしょう。このため、朝の最低気温、日中の最高気温ともに平年より7度前後高い所が多くなりそうです。

11月16日に札幌と室蘭で初雪を観測し、道内の8地点の気象官署すべてで初雪となった北海道ですが、降るものは雪ではなく雨となる見込みです。峠付近など標高の高い場所でも、雨や雨まじりの雪となりそうです。また、前線付近では大気の状態が不安定となるため、局地的に雷を伴って降り方の強まる恐れがあります。天気の急変に注意して下さい。

前線の通過後は、今度は上空に寒気を伴った気圧の谷が接近するでしょう。気圧の谷は22日にかけて通過する見込みです。22日も日本海側を中心に天気が崩れ、日本海側北部では雪やみぞれとなりそうです。