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こちらは12日(土)の箕面公園の紅葉の様子です。関西では紅葉の見頃を迎えているところが多くなってきています。気温の低下とともに、これから関西の名所で紅葉が加速するでしょう。

関西名所で紅葉見頃

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西日本では11月中旬に入り、紅葉の見頃となっている地域が増えてきています。近畿地方では、大阪城や京都嵐山などで見頃を迎えています。一方で、箕面公園や京都の清水寺など、色づき始めというところもあり、もうしばらく紅葉を楽しめそうです。

今週も晴れ続き 紅葉狩りは服装に注意

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きのう13日(日)は近畿地方を寒冷前線が通過し、久しぶりにまとまった雨が降りました。きょう14日(月)から19日(土)までは再び晴れの天気が続く見込みですが、北から冷たい空気に覆われて、季節が一気に進むでしょう。最高気温が、広い範囲で20℃に届かない見込みです。青空の下、紅葉狩りを楽しめそうですが、先週と比べて急な気温の低下となりますので服装選びにはご注意ください。

「緑のダム」も秋の装いに

「緑のダム」とは森林がダムのように雨水を蓄積してゆっくり川に流す働きをすることからそのように呼ばれています。特に雨季には降った雨を枝葉や土壌に貯蓄して河川の洪水や土砂災害のリスクを緩和させる働きがあります。一方で、乾季は万緑そのままの姿で経過してしまうと葉から水分が蒸発して渇水が進んでしまうため、少しでも省エネをしようと紅葉・落葉します。また、森林は落葉や土壌に染み込んだ雨水に栄養を蓄えて流す水質浄化機能も兼ね備えており、きれいな水を作り出す働きもあります。人々の生活を支えるために、森林も季節によって姿を変えています。秋の装いに変わった緑のダムもお楽しみください。