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明日(14日)以降は上空に寒気が流れ込み、日本海側を中心に雪の降る所がありそうです。札幌ではまだ今シーズンの初雪を観測していませんが、札幌でも雪がちらつくことがあるかもしれません。

今日(13日)夜から峠では雪

前線を伴った低気圧が発達しながら北海道付近を通過中で、道内ではすでに日本海側を中心に雨が降り、稚内市では昼前に土砂災害警戒情報が発表されるなど、局地的に大雨となりました。(土砂災害警戒情報は15時過ぎに解除となりました。)

この低気圧が通過した後、北よりの風に変わって上空には寒気が流れ込むでしょう。今日(13日)の夜からは、峠や山間部では雨が雪に変わり始める見込みです。
明日(14日)は午前を中心に日本海側やオホーツク海側では雨や湿った雪の降る所があり、上川地方など内陸の地域では、平地でもうっすらと雪が積もる恐れがあります。

すでにタイヤ交換を済ませている方が多いかと思いますが、シーズン初の雪道運転の際はより一層慎重に、安全運転を心がけるようにしてください。

札幌でもいよいよ初雪の便りか

今シーズン、札幌ではまだ初雪の観測がありません。札幌の初雪の平年日は11月1日で、すでに10日以上初雪が遅れていることになります。
昨年2021年に札幌で初雪が観測されたのは11月19日で、2年連続で11月上旬までに初雪はありませんでした。札幌で2年連続11月上旬までに初雪が観測されなかったのは、2011年(11月14日)と2012年(11月18日)以来のことです。
なお、札幌での初雪の最晩記録は、2018年と1890年に観測された11月20日です。

明日(14日)の午前中は北よりの風で、札幌周辺にも雨雲や雪雲が入りやすい風向きとなる見込みです。札幌中心部でも一時的にみぞれが降ったり、雪がちらつく可能性がありそうです。
また、もし明日札幌で雪やみぞれを観測しなくても、上空には18日(金)頃まで寒気が居座るため、この期間中に札幌で雪がちらつき、初雪の観測となる可能性は十分にあります。