メイン画像
メイン画像

きょう4日は、北海道から初雪など冬の便りが続々と届いています。ただ、7日立冬には、寒さは緩むでしょう。次に寒気が流れ込むのは、11月中頃になる見込みです。

初雪や初冠雪 冬の便り続々と

きょう4日、日本付近は西高東低の気圧配置になっており、北海道付近に寒気が流れ込んでいます。

初雪が、きのう3日、稚内で観測されたのに続き、きょう4日午前10時半までで、旭川、函館、網走で観測されました。
室蘭地方気象台は鷲別岳、函館地方気象台は横津岳、山形地方気象台は瀧山の初冠雪を観測しています。

5日~11日 7日は「立冬」 暦とは裏腹に寒さ緩む

日本付近には、6日にかけて寒気が流れ込みやすいでしょう。
あす5日から6日の最高気温は、関東から九州でも20℃に届かないことがある見込みです。日中も暖かくしてお過ごしください。

7日は、二十四節気の「立冬」です。暦の上では冬ですが、7日頃から寒さは緩むでしょう。
8日から11日の最高気温は、関東から九州では20℃以上になることもある見込みです。

天気は、向こう一週間、本州付近は高気圧に覆われやすく、全国的に日差しが届く日が多い見込みです。
ただ、北日本付近では、天気が崩れるタイミングが2回あります。
7日から8日は、気圧の谷の通過で、北海道から北陸を中心に雨が降ることがあるでしょう。
10日も、北海道から北陸を中心に雨が降ることがある見込みです。10日の雨のあと、北海道付近に一時的に寒気が流れ込み、北海道では雪になる所があるでしょう。

12日~17日 11月中頃は寒気が流れ込みやすくなる可能性

画像C
画像C

12日から17日、この期間は、前半ほど日本付近は暖かい空気に覆われるでしょう。11月中旬に入っても、最高気温は、東北から九州では20℃以上の日があり、朝の冷え込みもこの時期としては弱い見込みです。

ただ、この期間の後半にあたる11月中頃は、寒気が流れ込みやすくなる可能性があります。北海道から北陸、関東付近の気温は、この時期としては低くなることもあり得ます。

この期間の天気は、南海上に前線が延びるなど、気圧の谷の影響を受けやすいでしょう。九州から北海道は、雨が降ることもあり、北海道では雪になることもある見込みです。