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今日31日、ハロウィンの日に空も仮装しました。「飴」ならぬ「雨」降る!奈良市では雨上がりの空に、二重の美しい虹がかかりました。

奈良市周辺に雨雲 太陽の光を反射して虹発生

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今日31日(月)の関西は、湿った空気の影響で南東側の地域を中心に雨が降りました。奈良市で虹が見られた時間のレーダー画像を見てみると、ちょうど奈良市周辺に雨雲がかかっていました。この雨雲の粒が、夕日を反射して虹を発生させたようです。メインの主虹だけでなく、外側に副虹もかかりました。

虹のしくみ

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虹は、太陽の光が、空気中の水滴によって折れ曲がったり、反射したりすることによって、色の違う光の線が見える現象です。普通の虹は、外側が赤色、内側が紫色で、空気中の水滴が大きいほど、虹の色は鮮やかに見えます。
虹は、2つの虹が対になって発生することもあります。色が濃い虹を「主虹(しゅこう・しゅにじ)」、薄い虹を「副虹(ふくこう・ふくにじ)」と呼び、主虹と副虹は、色の並びが逆になっているのです。
虹は、太陽の光を反射して発生するため、発生する方向は、必ず、太陽と反対方向になります。ぜひ、雨上がりは、太陽を背にして、虹を探してみては、いかがでしょうか。

明日11月1日(火)の関西は雨 虹は出るか

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明日11月1日(火)は、気圧の谷に入り湿った空気が流れ込むため、関西では広く雨が降る見込みです。ただ、雨のやむ時間もあるため、一時的に日が差すと、虹が出るかもしれません。朝からあまり気温が上がらず、日中は11月中旬並みの気温になる見込みです。昼間は、今日の服装に上着を足して「二重」にした方がよさそうです。