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28日、台風22号は、今後、フィリピンの東を西よりに進んだ後、11月のはじめにかけてゆっくりと北上する見込みです。沖縄や奄美では降水量が多くなるおそれがあります。今後の動向にご注意ください。

31日には南シナ海へ

台風22号(ナルガエ)は、28日午前6時現在、フィリピンの東にあって、西へ毎時15kmで進んでいます。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m/sです。

今後、この台風は、フィリピンの東を西よりに進み、31日には南シナ海に達するでしょう。その後、11月1日頃には南シナ海を北上し、11月2日頃にはバシー海峡に進む見込みです。

沖縄や奄美は降水量が多くなりそう

週明け以降の予報円にはまだ大きな幅がありますが、11月1日頃には台風周辺からの暖かく湿った空気が流れ込み、沖縄や奄美では降水量が多くなる可能性があります。またうねりを伴って波が高くなり、しける所もありそうです。今後の台風の動向に注意が必要です。

本州付近は台風22号の直接の影響を受けることはなさそうですが、別の低気圧や前線が日本の南を東に進む見込みです。そのため、11月1日から2日頃は西日本や東日本を中心に曇りや雨の所が多くなりそうです。