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関西では、明日28日(金)からハロウィンの31日(月)にかけては大体晴れの天気が続くでしょう。31日は、厚手の仮装だと、日中は汗ばみそうです。11月1日(火)は、広く雨が降る見込みです。晴れる日の朝は放射冷却現象で冷えますので、体調管理にお気をつけください。

ハロウィンまでは大体晴れ 11月1日(火)は雨

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関西では、10月31日(月)のハロウィンまでは、高気圧に覆われて大体晴れるでしょう。その後、11月1日(火)は、気圧の谷の影響で天気が崩れる見込みです。湿った空気が流れ込むため広く雨が降るでしょう。現在、台風22号がフィリピンの東の海上を西南西に進んでいます。この先31日にかけて、西よりに進む見込みです。その後の進路については、最新の情報で確認するようにしてください。

晴れる日の朝は冷えそう

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関西では30日(日)までは、高気圧に覆われ安定した晴れの天気が続き、放射冷却現象で朝は冷える見込みです。内陸部では10度を下回るでしょう。体調を崩さないよう、暖かくしてお過ごしください。なお、11月1日(火)と2日(水)は、暖かい空気が流れ込むため、気温があまり下がらない見込みです。この先もまだ気温の変化が大きくなりそうです。

放射冷却現象とは

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この時期、夜から朝にかけて穏やかに晴れると「放射冷却現象」が強まるため、気温がぐっと下がります。
「放射冷却」とは、物が外へ熱を出して、冷えることです。例えば、寒い夜に、布団をしっかりかけて寝れば、朝まで体が暖かかったはずなのに、布団をかけずに寝てしまい、体が冷えてしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。この場合と同じで、夜から朝にかけて曇りの天気だと、雲が布団と同じ役目をするので、地面近くの熱は空へ逃げにくく、冷え込みが弱くなります。一方、風が弱く晴れていると、布団と同じ役目をする雲がないので、地面近くの熱は、どんどん空へ逃げてしまうため、冷え込みが強くなるのです。
放射冷却現象が強まるという予報の時は、夜から朝にかけて冷え込みが強まります。暖かくして、お過ごしください。