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きょう25日、西日本や東日本は大気の状態が非常に不安定になっており、あちらこちらで雷雲が発生しています。急な激しい雨や竜巻などの突風に注意が必要です。

大気の状態が非常に不安定 あちらこちらで雷雲が発生

きょう25日、西日本や東日本では、上空に強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。
所々で雷雲が発生しており、京都府京丹後市丹後では未明、1時間に26.5ミリの強い雨を観測しました。

この後も、九州北部から関東では、雨雲が発達しやすく、局地的な激しい雨に注意が必要です。雷雨になることもあるでしょう。

雷雲の周辺では、竜巻などの突風が発生したり、雹(ひょう)が降ったりする恐れがあります。発達した積乱雲が近づく兆しがあるときは、建物の中など、安全な場所に移動してください。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

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外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。