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今夜、オリオン座流星群の活動がピークに。最も見頃となるのは、あす22日(土)の未明から明け方です。また、あす明け方は「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)も一緒に見るチャンスがあります。

オリオン座流星群がピークに

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今夜はオリオン座流星群の活動がピークを迎えます。予想される極大時刻はあす22日(土)3時で、あす未明から明け方が最も見頃となります。国立天文台によると、1時間に5個程度見られ、月の条件はまずまず良いとのことです。

流れ星を見つけやすくするためには、
①できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。
②できるだけ空が広く見渡せる場所を選びましょう。
③空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。

「きぼう」も一緒に見られるかも?

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また、あす明け方には各地で「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見るチャンスがあります。

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図は、あす22日(土)の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。各地とも4時33分頃から観測のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは3分程度です。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

気になる天気は?

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あす22日(土)の明け方は、北海道はオホーツク海側で雨の降る所がありますが、太平洋側など一部では晴れる時間もあるでしょう。東北は太平洋側で晴れる所がありそうです。関東甲信や北陸は晴れる所が多く、流れ星やきぼうを見られるチャンスです。東海から九州は雲が広がりやすいですが、切れ間もあるでしょう。沖縄は曇りや雨で、星空観察にはあいにくの天気となりそうです。