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オリオン座流星群の活動が、あす22日にピークを迎え、未明から明け方が一番の見頃になります。各地の天気や流れ星を見つけるコツについてまとめました。

オリオン座流星群がピークに

あす22日は、オリオン座流星群の活動がピークを迎え、未明から明け方が一番の見頃になります。

国立天文台によりますと、月の条件はまずまず良く、1時間に5個程度見られるとのことです。
見頃は極大(22日)を中心とした前後数日間です。

各地の天気は?

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あす22日の未明から明け方頃は北海道は雲が多く、一部で雨が降るでしょう。南西部や東部では晴れる所もありそうです。東北の日本海側は雲が広がりやすいですが、東北の太平洋側、北陸、関東甲信は晴れる所が多く、流れ星を見られるチャンスです。東海から九州は雲の多い天気ですが、雲の切れ間があるでしょう。沖縄は雲が多く、星空観察にはあいにくの天気です。

オリオン座流星群は、ピークがなだらかな流星群で、数日間は見頃となります。あす22日は星空観察にはあいにくの天気の所も、あさって23日以降に観察してみてください。

流れ星を見つけるコツは?

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流れ星を見つけやすくするには、以下の4つのポイントがあります。

① できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。
② できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。
③ 空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。
④ ただし、月のある方向を正面にして観察するのは避けたほうがよいでしょう。月明かりに邪魔されて、暗い流れ星が見えなくなってしまいます。