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日本気象協会北海道支社によると、札幌では一週間程度前から冬の訪れを告げる「雪虫」が飛び始めています。雪虫が飛び始めると、初雪が近いと言われていますが、24日(月)から寒気の南下で、北海道の平地でも雪の舞うところがありそうです。

雪虫って?

「雪虫」とは、晩秋になると、ふわふわと雪が舞うように飛び始める虫で、「雪の妖精」とか「初雪の使者」などともいわれています。

秋の終わりに多く発生し、寿命は1週間ほど。生息範囲は、北海道~本州、四国にかけての広いエリアですが、「雪虫」を見かけても西の方ではすぐに初雪にはならないためか、あまり認識されていないようです。
雪虫発生の時期は、北海道の初雪の時期と重なるため北海道では「雪虫を見るとまもなく雪の季節か」と思わせるのだそうです。

日本気象協会北海道支社によると、札幌では一週間程度前からこの冬の訪れを告げる「雪虫」がことしも飛び始めているということです。

雪虫が飛び始めると、初雪が近いと言われていますが、24日(月)から寒気の南下で、北海道の平地でも雪の舞うところがありそうです。
なお、札幌の初雪平年日は11月1日です。

24日(月)~25日(火)は北海道で初雪か

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24日(月)夜からは雪を降らせる目安となる寒気が道北を中心にかかる見込みです。
このため、24日(月)から25日(火)にかけては、北海道では平地で初雪となる可能性があります。

週末は冷たい雨広がり、一部で雪も

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北海道のこの先の週間予報を見ると、あす20日(木)も晴れますが、21日(金)は稚内など道北から雨になりそうです。
その先も傘マークが並びますが、24日(月)頃、道北を中心に平野部でも一部で雪がまじる可能性があります。今後の情報にご注意ください。

きのう18日(火)は、手稲山で初冠雪が観測されました。平年と同じで、昨年より1日遅い観測となりました。すでに峠では雪が積もった所もありますが、これから平野でも雪の季節に入りそうです。

寒暖差の大きい季節、気温の変化に注意をしながら、早めに冬支度をしておきましょう。