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この先、南の海上で、台風など熱帯擾乱が新たに発生する可能性があります。秋は深まっていきますが、台風シーズンはまだ続きそうです。

発生中の熱帯擾乱は3つ 台風シーズンまだ続く可能性

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きょう19日、台風が南の海上に1つ、東の海上に1つあります。
台風20号は、南シナ海を西よりに進んでいます。台風21号は、日本のはるか東を、北上しています。いずれも、日本への影響はないでしょう。

日本の南には、台風のたまごとも呼ばれる熱帯低気圧もあります。
この熱帯低気圧が、今後、台風まで発達するかはわかりませんが、台風シーズンは終わりとはいえそうもありません。

11月に入る頃にかけて、フィリピン付近を中心に対流活動が活発になることがあるでしょう。
アメリカ海洋大気庁の予想では、10月26日から11月1日にかけて、台風など熱帯擾乱が発生する確率は、南シナ海やフィリピン付近を中心に40%から60%です。フィリピンの東や日本の南でも20%より高くなっています。

この先、日本付近に寒気が流れ込むことがあり、秋は深まっていく一方で、南の海上にまだ注意が必要です。