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強い台風20号は南シナ海を西よりに進んでいます。南の海上には別の熱帯低気圧が発生する予想で、今後の動向に注意を。

台風20号は遠ざかる

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きょう18日9時、強い台風20号は、南シナ海を西南西へ進んでいます。台風は沖縄から遠ざかりますが、台風周辺の湿った空気が流れ込んでおり、所々で雨が降っています。また、大陸から張り出している高気圧と台風の間で等圧線の幅が狭くなっており、沖縄では風が強くなっています。与那国島では最大瞬間風速24.3m/s(2時56分)を観測しました。

沖縄はあす19日にかけて、風が強く、波が高いでしょう。特に先島諸島ではきょう18日まで大しけとなりますので、高波に警戒が必要です。

新たな熱帯低気圧が発生か

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台風20号のほかに、南の海上では発達した雲があります。あす19日には、台風のたまごともいえる熱帯低気圧が発生する予想です。

22⽇(土)頃には沖縄の南に発達した熱帯低気圧を予想する気象予測モデルもあります。熱帯低気圧の発達具合や進路の予想には幅があるような状況ですが、今後の動向に注意が必要です。

本州付近は次々と移動性高気圧が通る予想で、熱帯低気圧が近づく可能性は低い見込みです。