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今日(16日)の北海道は暖かい空気に覆われて気温が上がりましたが、明日(17日)の後半から上空の寒気の影響で気温が下がり、寒さがやってきそうです。明後日(18日)にかけての天気や気温の特徴を解説します。

16日は9月並みの陽気に・・・

高気圧に覆われ、上空に9月下旬並みの暖かい空気が流れ込んだ今日(16日)の北海道。午前中は南から湿った空気の入りやすい太平洋側で曇ったほかは、日本海側やオホーツク海側では内陸を中心に秋晴れとなった所が多くなりました。日差しの下で気温の上がった所も多く、札幌では正午までの最高気温は20.1度を観測し、9月下旬並みの陽気となりました。札幌で10月に20度を超えること自体は珍しくはありませんが、一昨日(14日)と昨日(15日)も最高気温が20度を超えており、10月中旬に3日連続で20度を超えるのは2008年以来14年ぶりとなります。この他でも広く気温が上がって過ごしやすい陽気となり、今日の道内は各地で行楽日和となっています。

17日は雨。その後は気温が降下・・・

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明日は、オホーツク海に進む低気圧からのびる寒冷前線が北海道を通過します。この影響で明日の道内は午前を中心に雨が降り、雷を伴い、一時的に雨が強く降る恐れがあります。天気の急変に注意が必要です。また、前線の後ろにある寒気が次第に北海道上空に流れ込む見込みです。日本海側などでは午後は気温が急速に下がり、また、北よりの風も強まります。日中は雨具があれば薄手のジャケット程度でもしのげそうですが、夜に帰宅される際には秋物のコートが必要なくらい寒く感じられるかもしれません。服装で上手に調節するなど、体調管理に注意して下さい。

18日~19日はと山間部や標高の高い峠では積雪も・・・

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明後日(18日)から19日にかけては北海道上空に11月並みの強い寒気が流れ込むでしょう。このため道内では日本海側で雲が広がりやすく、ところどころで冷たい雨が降る見込みです。また朝晩を中心に山間部や標高の高い峠付近では雪が降り、うっすらと積もる可能性もあります。峠越えをされる方は路面状況の変化に応じて冬の装備をするなどし、安全運転を心がけて下さい。日中の気温も11月上旬並みのとどまる所が多く、北または西よりの風も強まりそうです。寒さ対策も万全にして、寒さを乗り切りましょう!