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きょう15日(土)午後3時、フィリピンの東の海上で、台風20号「ネサット」が発生しました。今後、西寄りに進んで、日本列島に直接の影響はありませんが、沖縄の先島諸島には湿った空気が入り、週明けに雨量が増える可能性があります。

台風20号「ネサット」

きょう15日(土)午後3時、フィリピンの東の海上で台風20号「ネサット」が発生しました。中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風20号は今後、西よりに進む見通しです。

日本列島に直接の影響はありませんが、沖縄の先島諸島には湿った空気が入り、週明けに雨量が増える可能性があります。今後の情報にご注意ください。

10月も台風シーズン

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台風の発生数の平年値は8月、9月をピークに減少しますが、10月もまだまだ台風が発生しやすい時期です。過去には10月に台風が襲来して、大きな被害が出た事例もあります。今後も台風情報をこまめに確認し、日ごろから大雨や暴風への備えをしておきましょう。

台風の名前

「ネサット」は、カンボジアが用意した名前で「漁師」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。