メイン画像
メイン画像

14日15時、南シナ海で台風19号「ソンカー」が発生しました。台風19号は、今後、南シナ海を西よりに進む見込みです。

台風19号「ソンカー」発生

10月14日15時、南シナ海で台風19号「ソンカー」が発生しました。中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風19号は今後、南シナ海を西よりに進んでベトナム方面へ向かい、16日15時には熱帯低気圧に変わる見込みです。
日本への影響はないでしょう。

10月も台風シーズン

画像B
画像B

8月や9月に比べると少ないものの、10月も台風が発生しやすい時期です。記憶に新しい、令和元年東日本台風など、10月に襲来して大きな被害を及ぼした台風もあり、日ごろからの備えが欠かせません。

南の海上には熱帯低気圧が複数あり

画像C
画像C

なお、14日15時現在、南鳥島近海には台風のたまごである熱帯低気圧があり、今後24時間以内に台風へと発達する見込みです。

さらに沖縄の南の海上には別の熱帯低気圧があります。こちらも雲がまとまってきており、動向によっては17日から18日頃に先島諸島で大雨となるおそれがあります。このあともtenki.jpで最新の情報をご確認ください。

台風の名前

「ソンカー」は、ベトナムが用意した名前で「さえずる鳥」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。