メイン画像
メイン画像

東北の山は紅葉が進み、福島県の安達太良山も錦色にかわっています。今週末は天気がゆっくり下り坂です。紅葉狩りの予定はお早めに。週明けの雨のあとは寒くなり、季節が前進しそうです。

紅葉カレンダー 栗駒山・アスピーテラインは見ごろ 週末は奥入瀬や裏磐梯も色づく

画像A
画像A

日本気象協会は、きょう13日(木)、2022年第2回「紅葉見頃予想」を発表しました。
各地の紅葉の状況は、冒頭の福島県にある安達太良山や、宮城県・秋田県・岩手県にまたがる栗駒山などですでに見頃を迎えており、青森県の奥入瀬渓流、秋田県の十和田湖では10月後半、宮城県の松島や福島県の滝川渓谷では11月前半に見頃を迎える見込みです。
10月上旬は冷え込みが強まり、紅葉前線も前進。10月中旬から下旬にかけても寒暖の変化を繰り返し、冷え込みの強まる時期があるでしょう。
これから見頃を迎えるところは、おおむね平年並みに色づきそうです。
各地の詳しい紅葉の情報は、tenki.jp紅葉見頃情報でご覧いただけます。

週末はゆっくり下り坂 来週は雨を境に冷え込む

画像B
画像B

あす14日(金)は、前線に近い福島県内は雲が多めですが、高気圧に覆われる東北北部を中心に、青空と紅葉のコントラストが楽しめそうです。
一方、土・日は次の低気圧や前線が近づくため、次第に雲が多くなり、16日(日)の夜には雨の降りだす所もあるでしょう。
山の天気の方が早く崩れますので、週末の紅葉狩りは土曜日の方が無難かもしれません。

17日(月)~18日(火)は前線の通過に伴って東北の広い範囲で雨が降り、この雨を境に冷たい空気が入ります。
標高の高い山は雪になり、登山には不向きでしょう。
18日(火)は最高気温が15度に届かなくなり、19日(水)頃から最低気温は各地で一ケタの冷え込みが予想されます。
来週後半は、東北の内陸部で霜が降りるくらい冷えそうです。体調管理はもちろん、農家の皆さんは秋の味覚の霜害にもお気をつけください。