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きょう6日に発表された最新の1か月予報によると、寒気の影響は一時的で、この先1か月は北日本、東日本、沖縄・奄美では気温は平年より高い予想です。ただ、ことしの冬は厳しい寒さとなり、一気に季節が進むことが予想されるため、冬支度を少しずつ進めておくと良いでしょう。

寒気の影響は一時的 気温は高温傾向の所が多い

気象庁はきょう(6日)最新の1か月予報を発表しました。
この先、寒気の影響は一時的で、北日本、東日本、沖縄・奄美では、気温は平年より高い見通しです。西日本では一時的に寒気が流れ込む時期があると予想されるため、平年並みの予想となっています。これから少しずつ紅葉の季節となってきますが、色づきはゆっくりでしょう。

ただ、ラニーニャ現象が続くため、ことしの冬は例年より寒くなると予想されています。心地よい秋の空気を感じられる時期は短いでしょう。平年では、10月中旬以降、北日本で初雪が観測されるようになります。この先、1か月は高温傾向ではあるものの、一気に季節が進むようになりますので、冬の準備はいまのうちから進めるようにしてください。

天候は、全国的に数日の周期で変わり、降水量は北日本で平年並みか多く、日照時間は、北日本と、東日本の日本海側で平年並みか少なくなりそうです。

1週目(10月8日~14日)

週ごとに気温と天候をみていきます。
あす(7日)までは、寒気の影響で平年より低い気温の所が多いですが、あさって(8日)以降は、寒さは解消し、北日本、東日本、沖縄・奄美では気温は平年より高い予想です。一方、西日本は来週の初めに一時的に寒気の影響を受けるため、平年並みとなるでしょう。

天候は、全国的に数日の周期で変わりますが、北日本を中心に気圧の谷の影響を受けやすいため、北日本と、東日本の日本海側は平年に比べ晴れる日が少なくなりそうです。東日本の太平洋側と西日本は、平年と同様、晴れる日が多い予想です。

北日本の早い所では、紅葉が見ごろを迎えつつあり、次第に本州の標高の高い所でも色づきが進んでいきます。日本気象協会では「紅葉見頃予想」を発表しています。お出かけの計画を立てる際の参考になさってください。

2週目(10月15日~21日)

2週目も、北日本、東日本、沖縄・奄美の気温は平年より高い予想です。西日本は大陸からの寒気の影響を受ける時期があるため、平年並みの気温が見込まれます。

天候は、数日の周期で変わる予想で、北日本と東日本のそれぞれ太平洋側と、西日本では平年と同様、晴れる日が多い予想です。

3~4週目(10月22日~11月4日)

今月下旬から来月初旬にかけても、気温は2週目までと同様の傾向が続きそうです。北日本と東日本、沖縄・奄美は平年並みか高いでしょう。西日本では平年並みとなりそうです。

天候は、北日本の日本海側は曇りや雨の日が多いでしょう。そのほかは数日の周期で変わり、北日本と東日本のそれぞれ太平洋側、西日本は平年と同様晴れる日が多い予想です。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方